ゾーンシステム研究会について |
会則(抜粋) | 入会申込書 | 沿革 |
ゾーンシステム研究会は、アメリカの写真家アンセル・アダムスが考案したゾーンシステムを学んだ人達によって1995年に作られました。
大型カメラによる銀塩モノクローム写真表現の特長は、何と言っても深みのある豊かな階調表現といえます。カメラ、光、露出、フィルム、現像、プリントなど、それぞれの項目に対して撮影者の立場から論じる方法論がこれまではなかったといえます。 ● 連続する被写体の階調を10のゾーン(0〜IX)として眺める。 ● フィルムの実効感度を求める。 ● 標準現像時間を求める。 これらは、ゾーンシステムの基本的な学習項目の一部で、技術論ばかりではなく実践の場にも目が向けられています。ゾーンシステムは構想から最終プリントまでの流れを明快にしてくれる銀塩写真の総合的な写真制作論なのです。 研究会員は各自がテーマを持ち、生活の周辺、人との出会い、旅行、自然風景など二度と出合えない場の光にカメラを向ける努力を通して、モノクロームの印象深いプリント制作を目指し、年一回の展覧会開催を目標にしています。 私たちの活動は国内にとどまりません。過去には、ヨセミテ国立公園の撮影、カリフォルニアのカーメルにあるアダムスの暗室見学、現地の写真家たちとの交流などを実行してきました。ファインプリントの盛んなアメリカの写真情報は欠かすことができません。 現在、写真は高度に電子化しています。その中にあって、写真とは何か、私たちはなぜ写真を撮り、人に見せるのか ・・・ 私たちはこれからも写真原理の不思議さと面白みを追及していきたいと思っています。 |
会員数 | 35名 (2023年現在) |
代表 | 中島秀雄 (写真家) |
役員 | 畑 文夫 (事務局) |
臼井健司 (会計) | |
浜野次郎 | |
大内 元 | |
葛城忠彦 | |
鈴木知之 |
ゾーンシステム研究会 会則の抜粋 (2022年改訂) | |
第1条 | 本会は、ゾーンシステム研究会 (Photographic Society of Zone System)と称し、設立日を1995年1月29日と定める。 |
第2条 | 本会の代表は「中島秀雄」とする。 |
第3条 | 本会の運営を担う役員として事務局、会計、監査役などの数名をおく。 役員は代表が推薦し、総会の多数決で選任する。 任期は1年として、留任は妨げない。 |
第4条 | 本会は、会員のゾーンシステムの深化と、ファインアート・フォトグラフィーのグレードアップをはかる。 そして写真を心から愛する人々への普及も目的とする。 |
第5条 | 本会は前条の目的を達成するため、下記の活動を行う。 1) ゾーンシステムあるいは新技術に関する調査・研究 2) 撮影会、講評会、ワークショップ、セミナーなどの開催 3) 会報の発行 4) 作品の制作・発表、展覧会などの開催 5) 本会の行事計画、予算、収支、会則の改訂などを審議するための総会の開催 本会則の改訂は総会の決議により決定する 6) その他 |
第6条 | 1 会員は、本会の趣旨に賛同し、原則としてゾーンシステム講座を受講し、所定の会費を納めなければならない。 2 一時的に本会の活動に参加できないが、復帰の意向のある場合は休会員として名簿に登録する。 休会員は希望により、一年単位で通信費を納め、例会の通知などを受け取ることができる。休会員は希望により、年会費を納めて正会員に復帰できる。その場合、入会金は不要とする。 3 本人の希望があればいつでも退会できる。 二年間以上会費の納入がなく、且つ、書面による問い合わせに回答のない場合は退会したものとみなし、名簿から削除する。 |
第7条 | 会費は次のとおり定める。 1) 入会金 3,000円 2) 年会費 15,000円 ただし、5月から8月に入会した会員の当年会費は三分の二とし、9月から12月入会の場合は三分の一とする。 3) 参加費 そのつど徴収 |
第8条 | 代表及び会員が本会の写真展、会報、ホームページなどで発表した写真、動画、記事などは、作者名を明記したうえで本会が再利用できる。 |
入会申込書(pdf)
ゾーンシステム研究会 沿革 (撮影会などは海外分のみを記載) |
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